FC2ブログ

プロテック株式会社 Blog

プロテック社員が綴る日々の出来事やお知らせ

雑記

こんにちは。
営業部の堀内です。

今回は、思うことをただ漠然と書いていきたいと思います。
書き終わってみれば3500字弱。
気合を入れて読んでください。

少し前の話題からですが。
パナマ文書の流出から、タックスヘイブンの話が盛り上がりましたね。
多くの著名人が名を連ねて、脱税をしていたことが発覚しました。
これは「脱税は許せない」というだけの単純な話ではなく、グローバル化が進んでくると一国家レベルの法整備等だけでは対処できないものがある、ということが改めて浮き彫りになったような気がします。
経済のグローバル化はどんどん進んでいるのに、政治はグローバルになっていないんですよね。国家間で、法律は勿論、税金の率や徴収方法、社会保障も違います。“グローバル化している”経済が引き起こす問題を、“グローバル化していない”政治では解決することができない。考えてみれば当然な気もします。

“経済発展”を目指す上で、資本主義による自由競争が最良の手法であったことは、歴史が証明していると思います。
しかし、一通り経済発展をし尽くした先進国の“経済安定”において、今までのやり方を継続することが最良の手法であると言えるのかどうかは疑問です。
そういう意味では日本は今、貞観政要で言うところの“守成”に当たると思いますが、“創業”と同じ手法では通用しない、非常に難しい局面に突入しているのではないでしょうか。

トマ・ピケティ氏は「r>g」、すなわち資本収益率は経済成長率に勝るという結論から、このままでは経済格差は広がり続けると予測しています。
格差解消のために富を分配しなければならないということから、累進課税を今以上に推進しなければならないという結論ですが、これも上手くいくものなのでしょうか。
タックスヘイブンのように、納税者は何らかの対抗策を取ってくるわけで、いたちごっこになっていく気がします。

上記の一環なのかはわかりませんが、税金逃れができないようにと、マイナンバー制度なども出てきました。
広義の累進課税策として、今後「預金税」なるものが施行されると思います。
要は多く預金を持っている人から税金を取ろうという話ですが、こうなると外貨も含めて預金にしておくと勿体ないので、投資が促進されます。
すると地価や株価が上がります。しかし配当率が上がるわけではないので、それまでに土地や株を持っていた人はキャピタルゲインを得られますが、投資を始めたばかりの人は投資対効果が薄く、リスクも含めて考えれば預金よりマシな程度にしかなりません。
恐らく利子所得の源泉徴収所得税率も上げられると思うので、増減値には限度があると思いますが、それでも一定の効果はありそうです。ただ、金持ち不遇策というよりは、「金融リテラシー弱者いじめ」みたいな感じがします。
預金にしてても税金が取られる、リスクを負って投資しても所得税が引かれる、モノに変えるにしても何らかの手数料や固定資産税がかかる。
だったら・・・と、素直に消費にまわればいいのですが、モノが十分な現代ではそれも難しいので、そうなるとやっぱりタンス預金になってしまうのかも。
空き巣や強盗が増えそうですね。
なんか暮らしにくい殺伐とした世の中になっていく予感がします。

妄想はこれぐらいにしておいて。

昨今の状況から考えるに、格差解消の手段として、累進課税という手法は限界にきているのではないでしょうか。
つまり、「格差が作られてからその大きさに比例してそれを壊す」という手法では、常に「壊されないように抵抗する力」が発生してしまうというデメリットがあるわけで、そうである以上は何をやったところで色々と面倒で上手くいかないのではないかと。
一度手にしたものは手放したくないと思うのが人間の性です。であれば、過度に与えなければ良い。
つまり、そもそも最初から「所得に差がつかないようにする」という手法を取ればよいのではないか。

歴史は繰り返す。第二のマルクス誕生です。

というのは冗談ですが・・・

ソ連崩壊から、社会主義の敗北と資本主義の勝利が叫ばれましたが、では今は資本主義なのかというと実はそうでもなくて、例えば累進課税や社会保険なんかは社会主義制作の一つであるわけで、もはや「○○主義」という一言では収まらない時代なんですよね。日本は今、何主義なんでしょうか。
資本主義過ぎるのも社会主義過ぎるのも、要は「行き過ぎ」は良くないようで、資本主義はキープしつつも、社会主義的な要素をいくつか加えているのが現代のルールなわけですが、今以上に一体何をすればよいのでしょうか。

例えば「役員報酬は全社員の平均年収の10倍を超えてはならない」みたいな法律を作るとか。
こうすると、社員の給料を下げると役員の報酬限度額が下がってしまうわけで、だからと言って仕事の手を抜くともっと状況が悪くなります。「やればやるだけ報酬が得られる」という今まで通りのモチベーションは残しつつも、利益は極力皆で分けて漏れなく幸せになろうという話です。
これでどこぞの会社の年収何億円みたいな人が出てこなくなります。あなたの稼ぎが増えたのは社員が頑張ったお陰なんだから皆で分けなさいよ、ということですね。
「時価総額100億円を超えた個人資産は国が没収する」なんていうのも良いかもしれません。そんなに持っていなくても生きていけるでしょうと。まあこれをやると架空の法人を作ってそこに資産移して逃げるのでしょうけど。

ただ、こういうことをすると、有能な方々が国外に散ってしまうと思うんですよね。冒頭のタックスヘイブンの話と同じく。
格差を解決する対処法が仮に存在したとしても、経済がグローバル化した昨今、一国家レベルの法整備等だけでは対処できないので、やるならば全世界共通の法律・税制を作らなければならない。
そんなことは現段階ではまず不可能ですが、現在の“国”という単位が大体“地域”というぐらいの捉え方になって、法律や税制だけは世界共通になる方向になっていけば、実現するかもしれません。
それこそ「世界主義」みたいな呼び方になって。

そういう意味では、EUは上記の思想に近く、非常に先進的だと思っていたのですが、イギリスがまさかの離脱。
国民投票の結果ということですが、あまり深く考えずに投票した人がいるという話を聞いて唖然としました。
民主主義というのは、国民がある程度の情報と知識レベルを持っていることを前提として成立するルールです。場合によっては、大多数の愚民の選択によって国が間違った方向に進んでいくことも有り得るわけで、危険な部分もあるのですが。
過去の人々が戦いの中で懸命に勝ち取った民主主義への思いが、時の経過によって風化されてしまうというのは残念な話です。
今の時代に生まれた人々は、人々のために賢くなる義務を持って生まれてきていることを再認識しなければならないと思います。

人類共存の道として最良の方法が、合理的な手法で導き出されたとしても、それを理解し受け入れることができる人が少数であれば、実施するまでには至りません。
仮に半ば強引にでも実施できたとしても、その方法の良さや幸福度がわからなければ長続きしません。最近ではエジプトの民主化失敗が好例です。
そして恐らく、その手法は人それぞれの幸福度の物差しや物の考え方、価値観なども統一することを半ば強要するようなものであって、共存としては最良の方法でも、個人として見たときに最良の方法と言えないかもしれません。
何百年単位の長期的な視点で見れば最良の方法でも、人の一生の長さぐらいで見れば忍耐を強いる方法かもしれません。
どの手法を取っても何かしらのデメリットがあるのに、現状の体制のデメリット部分だけを見て不満に思っているのかもしれません。

結局、単純に「現状がベストだ」と思い続ける方が、少なくともその人の一生は幸せになるのかもしれません。



色々考えた結果、「あまり考えすぎても良くない」という結論に至る残念なオチになりました。
本当にただ漠然と書いておりますので、文脈が繋がっていないようで繋がっているような、結論が出ているようで出ていないような、そんな微妙な感じをお楽しみ頂けていれば幸いです。ビバプラス思考。

そんな私は本日が誕生日で、32歳になりました。
入社6年目。多くのお客様と出会い、毎日面白可笑しく楽しくお仕事させて頂いております。
まずはこれで十分。でもまだまだ働けます。
これからも常に向上心を持って、頑張らせて頂きます。



ご清覧、ありがとうございました。
スポンサーサイト

FC2Ad